TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2013/01/23

わかっている人も多い(英語ムラの住民ではないですが)

いやー、ネットを見てると、英語に関してまともなこという人いっぱいますね。

ただし、当然「英語ムラの住民」ではないです。

だいたい、「英語」なんて単なるツールであって、それを使って何をするかが問題。実際に自分で英語使っている人が、英語学習(楽習?)のteacher、いや、facilitatorになるのがまっとうなんですよね。

ということで、茂木さんのツイート


これ、ホント。英語表現にチンケな文句つけてくるの、100%日本人。ペーパーテストで洗脳されたちまちま根性を離脱せよ! RT : 「日本人の英語に一番厳しいのは日本人 Masafumi Otsuka Blog

2013/01/21

センター試験ということで

世の中センター試験一色。高校の教員というと、「センター試験前で大変でしょう。」といわれる。悪いけど、センター試験前で大変な教員に一度はなってみたいものだ。私は自分のとこの入試準備に追われてる。みなさん知らないか知ってるか知らないけど、高校は何から何まで教員がやるのです。教科教えるだけに専念できればなぁ、と思いながら日々過ごしている教員が9割でしょう。残りの一割が、レベルの高い学校で「優秀な先生方」と呼ばれる(かどうかは知りませんが。)

愚痴はともかく、調子にのってこんなの見つけました。

大学入試の英語が変わる

有名なカリスマ予備校講師の方が書いた記事です。またこんなところで申し訳ないですが、いちゃもんつけます。ごめんなさい。

建前を抜きにして言うならば、日本では18歳までの教育の主目的は、子供をいい大学に入れることです。

そうですか。知りませんでした。もっとまともな親御さんもたくさんいますよ。大体「建前を抜きにして言うならば」って、「建前抜き」にしたおかげで、あなたは今までたくさん仕事ができたのだと思いますが。

>学校のトップも父母も進学実績ばかり気にしています。

これは確かに事実でしょう。しかし、「東大が一番いい大学ではない。自分がやりたいことがしっかりできる大学が君にとって一番いい大学だ!」とはっきり言う立派な校長も世の中にはいます。進学実績第一という風潮こそ批判すべきなのではないでしょうか、教育者なら。

しかしながら、テスト以外の方法でこの国の中高生に英語学習の必要性を創出する方法は、頭をいくらひねっても思いつきません。

なんなんでしょう。中高生を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい。英語を使えて楽しいと実感すればどんどんやりますよ。英語ムラのわなにかかって、自信喪失しなければね。でも、その自信喪失のおかげで儲けているのが英語ムラの方々なのでは?頭をいくらひねっても思いつかないってことは、この方自身が、英語を使えるようになっていいことがなかったのではないでしょうか?中高生であれば、「英語ができればこんな楽しくなるよ。」という例をいっぱい与えるだけで、動機は生まれます。そういう動機を生まないで、つぶしつづけているのが、「英語ムラ」の方々なのではないでしょうか?


また、「英語ができたらいいな。」と思っている日本人は中高生だけじゃなく、たくさんいます。ただ、「学習」しようとすると、ダメだしの連続。何をやっても使えるようになる実感がない。それだけのこと。「もう日本人は英語ができるんだ。だから間違えても気にせずどんどん使おう。」ともっと声を大にしていえばどんどん使い出します。英語ムラの人がこう叫べばどうですか?そのかわり、教材は売れないし、英会話学校もいらなくなりますけどね。

大学入試用資格試験がやっと日本に誕生したことを、たいへんうれしく思います。ただ、このTEAPが普及するかどうかは、たくさんの人の応援にかかっていると思います。どうぞ皆さん、ぜひTEAPに注目して応援してください。

みなさん、見ててください。この試験が導入されれば、今度はこの試験のための教材が出版され、予備校でも講座が開かれます。当然、会話の授業ともなれば単価は高くなります。絶対にこのテストの周辺で、「既得権益」が生まれます。この試験導入から5年後に、この記事の冒頭で言うような人間がどんどん育ったら、私は土下座して謝りますけど。でも、絶対そうはならない。結局、帰国子女等、海外経験があって、普通の日本人のような学習をしなくていい人だけが優遇されるだけ。(どうせそれを「成果だ」と宣伝するんでしょうけどね。)

私が言いたいのは、

「テストにふりまわされず、どんどん英語を使いましょう。」

ってことだけです。

TSJ wrote

勉強しようとするから身にならないんだよ

一つ前の投稿、私はここに爆笑でした。

気をつけろ!」「思い出せ!」「推測せよ!」「避けよう!」「覚えよう!」「惑わされるな!」
こんなにたくさんのこと気にしながら英語に触れるクセがついている人が、英語読んで楽しめますか?


この「気にしながら」英語に触れる、というアドバイスを他でも見かけましたので記事にしてみます。

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The Japan Timesのチラシ「大学入試対策での英字新聞の活用法」、
というのを高校で見つけたのですが、こんなコラム記事がありました。
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「英字新聞で増やす英語のインプット」
英語を習得するには、英語に触れて知識を吸収する「インプット」と、覚えた知識を会話などで実際に使って練習する「アウトプット」の両方が不可欠。 ・・・ 記事を読みながら、自分が英語を書いたり話したりする時に使えそうだなと思う表現をメモしましょう。このようにアウトプットを意識しながらインプットをすることで、効率よく英語力を高めることができます。
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(この文章って、どこかで読んだような表現ばかり。
この人は自分の頭で考えてアドバイスをしているのか疑問)

メモを取るというアドバイスはもっともらしいですよね。
こういうことを、長年、日本人はやってきたわけです。
でも、そうしたやり方で力をつけた一般人や学生は、いったいどれほどいるのでしょう?

思うに、メモして伸びる人がいるとしたら、
すでに英語のセンスが身についている人、あるいは、
語学のプロ(学者、翻訳、通訳等)になる覚悟で、一日8時間ぐらい勉強する人だけじゃないでしょうか?

これまでに大量の英語に触れたことがなく、英語の語感が育っているとはいえない人の場合、
メモしようと気にしながら読んでいて、文章の要点をつかむことができるのでしょうか?
勉強しようという気持ちが強すぎて、いらない事ばっかりするから、
結局「量」もこなせないわけですよね。


英語を読むときには、何もしなくていいんです。
日本語の本を読むときと同じように、ただただ、
ストーリーを楽しめば、情報を掴み取ればいいんです。
「何も考えずにストーリーだけに没頭する」という読み方をすれば、
「言葉」としての英語、意味だけでなくその機能も一緒に、自然に吸収されていくのです。

人の脳には秘めた可能性がある、そう思いませんか?

MrsMalone wrote

2013/01/19

英語ムラ....

なんだか、やはり日本には「英語ムラ」が存在しますね。英語ムラとは、国民を「これからは英語ができないとダメだ!」と脅し、「日本人の英語はダメだ!」と洗脳し、「英語ができるためにはこうすればいい!」と騙し、既得権益を守り拡大する勢力のこと。

もう30年前からこんな商売が続いているけど、今だに「日本人は英語ができない」と言い続けている。結局自分たちがやってきたことが「ウソ」ってことなんだけど、それは自分からは言わない。「今までのやり方でダメだった人も、このやりかたで絶対できるようになる!」と繰り返す。

もう騙されるのはやめましょう。

さて、

有名カリスマ英語講師のブログより。

>皆さんに頼るしかありません。買ってください!シェアしてください!推薦してください!注文してください!レビューを書いてください!日本中に英語好きを増やすために!ご協力を!

今までさんざん、受験英語問題集や参考書で「英語嫌い」を作ってきて、今度は「日本中に英語好きを増やすために買ってください!」とは....本当にそう思うのなら、もう相当お金もうけているはずだから、自費出版するなり、ebookで無料で配布してもいいのではないでしょうか。「なりふり構わぬ宣伝」って、別に宣伝するのはいいですけど...

この記事では、

日本中の中高生&中高年を英語好きにするための大作戦です。

中高生がどうして英語が嫌いになるか本当にわかっているのでしょうか。学校でも予備校でも受験英語を叩き込まれ、偏差値が低いと予備校で「この講座もとった方がいい」と言われ、「この問題集3回はやらないと偏差値60は無理。」とか言われ、嫌いになるのです。受験英語でさんざん商売しておいて、「多読」が流行りだしたら、今度はそれに乗り換える。なんとまぁ。

この小説は、難しい単語や構文を極力使わずに、シンプルな英語で読みやすく書かれています。でも、本当に大切な単語や熟語、構文はしっかり文の中に組み込んであります。

「大切な」ってどういうことでしょうか?結局受験によく出るってことなのでは?英語を身につけるために「大切な」ものは、当然出てくる頻度も多いので、多読していれば自然と身につきます。英語の専門家がわざわざ「組み込む」必要なんてないはず。

従来の多読教材では、「内容は簡単だけれど、語彙や表現のレベルが高すぎて読書が止まってしまう。」「内容が日本人にとっていまいち興味が持てない。」という声がよく聞かれました。

従来の多読教材とは?ちなみに私が言う多読は、「教材」を読むわけではありません。「本」を手当たり次第読むってことなんです。「日本人にとっていまいち興味が持てない」→どういうことでしょうか。人の興味なんて様々。日本人ってくくるところが恐ろしい。また、英語の本なんてそれこそ無数にあります。それを「従来の英語の本は日本人がいまいち興味がもてない」ってどういうこと?冷静に考えれば全く意味不明なのでは。

確かに、いきなり自分の興味にあった英語の本を多読するのは無理です。だから、最初はこども向けの短い本を大量に読むのがいいのは事実。どのくらいの時間やさしい本、つまり、この人の言う「いまいち興味がもてない」本を読めばいいかは一般化できませんが、少なくとも、予備校通って受験勉強している時間を費やせば絶対にある程度自分の興味にあった本を多読的に楽しむことはできます。

このような学習効果を、綿密に計算して

「綿密に計算して...」どのような理論に基づいて、どのような「計算」をしているのでしょうか。例えば、Oxford University Pressの外国人向け英語リーダーは、レベルごとに語彙や文法項目が決められています。その裏には綿密なデータがあり、様々な論文がある。しかし、このシリーズはどのような理論に基づき、どのようなコーパスにもとづき、どのように「綿密に計算している」のか。

また、今あげたOxfordのリーダーなど、外国人向けに語彙文法を制限されたシリーズは、やはりネイティブ向けのこども向け小説なんかよりは面白くないのです。ちょっと考えてみてください。「綿密に計算」しながら、本当に面白いストーリーが書けるでしょうか?

また、上に出てきた「大切な単語・熟語・構文」というのは、生の英語の中で何度も何度も出てくるもののはず。(違うんですか?)だとしたら、日本人が日本人のために「綿密に計算」してしまったら、大切なものが出てくる頻度が下がるでしょう。

さらに、

たかだか5000語程度のシリーズ、いや、今調べたら1冊しかないようですが、1冊読んで「多読」なわけがない。これ読んだあとどうしろというのでしょうか?だって、「従来の多読教材はダメ」なんですよね。

中学時代英語が「苦手だ」と思っていた高校生でも1年たつころには、1分100語から150語で英語を読むようになります。1分100語だとしたら、たかだか1時間でこの本を読んでしまいます。そのあとは?

だいたい、本当に「読んで楽しい」ものであれば、これだけ有名な人が出版すれば、時間がたてば売れるようになるでしょう。英語ができるようになりたい人はたくさんいるわけだし、「面白くてそれで英語もできるようになる」本であれば、ネットの「クチコミ」で広がるはず。

わざわざ「なりふり構わぬ宣伝」している時点で「面白くない」ってことではないでしょうか?(言い過ぎですか?)

この先生が書いている別の記事の見出しを見てみると、

「気をつけろ!」「思い出せ!」「推測せよ!」「避けよう!」「覚えよう!」「惑わされるな!」

こんなにたくさんのこと気にしながら英語に触れるクセがついている人が、英語読んで楽しめますか?

英語を嫌いにさせている、英語を読んだり聞いたりするのをつまらなくしているのは一体誰なんでしょうか?

私は声を大にしていいます。

日本人はすでに英語ができる!のです。

細かいことを気にせず、わかってもわからなくても、「読みたい!」「聞きたい!」「話したい!」「書きたい!」という欲望に忠実に、また、英語ムラ住民から「君の英語は全然ダメだ!」と言われても一切耳を貸さず、外国の人(英語圏だけじゃないです)ネットでどんどん交流しましょう。

だって、もう「できる」んですから!

TSJ wrote

2013/01/16

Grammar, what for? 何のための文法学習?


またまたいつもの話題で恐縮ですが。

昨日も電車の中でサラリーマンが英語の問題集を読んでいました。つい覗き見すると、TOEIC対策本らしい。受動態についての問題と解説が永遠と続いています。

これが、いわゆる普通の試験対策だと思われています。残念ながらこんなことをしても点はあがらないでしょうけど。

試験の「王様」、大学入試センター試験の「文法問題」を見てみましょう。

ちなみに、問題をつくっている「入試センター」がこういう問題を「文法問題」と言ってるわけではありません。学校や予備校の先生が勝手にこういう問題を「文法問題」と言っているだけです。

で、2012年の第2問A、問2です。

"I've been  ( 9 )  on weight recently."
"You should exercise more and eat better."
①carrying  ②increasing  ③putting  ④reducing

正解は③ですが。これ全く「文法」の問題ではなのです。

純粋に「文法」の問題なら、私はたとえばこうします。「文法」というのは、"have beenの後に動詞がつづく場合現在分詞が使われる"ということですから。

①put   ②putting  ③to put   ④being put

でも、この問題の選択肢は文法的にはすべて正しい。あとは、語句の知識です。だから全く文法の問題ではないのです。

put on weightという言い方を知っているかどうかだけなんです。

さらに、間違いの選択肢も意図が透けて見えます。要するに一般的な「受験勉強」をした人をひっかける意図しかないのです。

なんとなく「体重が増えちゃってさ。」って意味になるのがわかったとする。

で、まずはincreaseを見る。普通の受験生は「increase=増加する」って覚えてますから。
で、increaseとreduceをよく「対義語」で覚えているから、そこを混乱して④にする人もいるだろうと。
さらに、carry onってのも「熟語集」で定番だから、①にひっかかる人もいるだろう。

こういう風に、センター試験そのものが「日本の定番受験勉強してきた人をひっかける」前提でつくられているとしか思えないのです。

文科省は、「英語を使える日本人をもっと増やす」ということで、学習指導要領を改訂し、高校での授業改善のためにいろんなことをやってるのは確か。

でもね、試験の王様センター試験でこんな問題つくってちゃどうしようもない。変えたいならまずここを変えないと現場は変わらないですよ、絶対に。

みなさんは、こんな問題に振り回されないようにしましょうね。

TSJ wrote


2013/01/15

Oh, my.. Textbook. まったく教科書って奴は

あけましておめでとうございます。

久々の投稿です。

なぜかといえば、久しぶりにいわゆる「検定教科書」を見たのです。ずっとやってなかったのですが、年に一回くらい教科書やっとこうかと思い開いたのですが、やはりため息。

こんなのがありました。

サーフィンしているときにサメに襲われ片腕を失った女の子。手術のあと、心配する父親に向かって、"Everthing is going to be okay" smile(「大丈夫だよ。」って言いたげな笑顔)を浮かべたとのこと。

そして、そのページの下になんとこういう「Quiz」が。

What kind of a smile is an "everything is going to be okay" smile? Can you draw it? Give it a gry!
「大丈夫だよ。」って笑顔はどんな笑顔なんだろう。絵を描けるかな?やってみよう!


念のため言っておきますが、高2の教科書です。(正確には「英語Ⅱ」)

描けるわけねーだろ!

あなた描けます?

でもね、この教科書つくった人は、こういう「活動」で生徒が生き生きと絵を描こうとすることにより、日本語に訳さず英語をイメージする習慣を身につける、とか考えてるんですよ。

どんな発想だよ。

こういうセンスのかけらもないのが「学校の先生」なんでしょうかね。

私は今まで、「先生のくせに言葉づかいが乱暴だ。」とか「先生のくせに論理的じゃない。」とか「先生のくせに歩きタバコをして(あ、これはいけませんね。)」とか言われてきましたけど、少なくとも、こんなひどいセンスではないです。

だから、学校英語や教科書英語にはおさらばしましょう、というお決まりの結論でした。

TSJ wrote