TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2014/03/12

英語でライティングQ&A

今日は少しだけ英語ライティングの話です。
先日、Toastmasters仲間で、ebook読者でもある若い社会人の方に、
英語ライティングの本を3冊お貸ししたところ、質問をもらいました。
The Elements of Style, Fourth Edition
「英語モード」でライティング―ネイティブ式発想で英語を書く (講談社パワー・イングリッシュ) 英語「なるほど!」ライティング―通じる英文への15ステップ 
Q: ~について意見を述べなさいということに対して、 Of course~ but, (自分の主張)という構造をよく見ますが、 本来なら自分の主張をズバッと言った方が伝わると思うのですが、どうお考えでしょうか?

A: 会話の場合。
シチュエーションや相手との関係にもよりますが、
Of course...と始めるのって、なんとなく「そんなことわかってるよ」といった、
生意気な感じがしちゃうかもしれません。
なので、 Yes, I understand. That's right. Quite so. I agree. Indeed.
といった別の表現で受けたほうがいいかも。
 
文章では、of courseでは口語っぽくなるので、使わないほうがいいかも。
もちろん友人とのchatならOK。

それから「ズバッと主張」ですが、これもケースバイケースかと。
付き合いの長い人とであれば、I don't think so. I disagree. というように、
自分の立場を明らかにしてから、理由を付け足していけばいい。
でも、丁寧な対応が求めらる場面では、短くていいから相手の発言を理解したよという合図を送ってから、自分の主張に入ったほうが印象がよくなるでしょうね。
That's a good idea, but... That would be a solution, but... That sounds nice, but...
(↑こういうワンクッションを入れたりするのが、コミュニケ-ション力、経験。)

Q: つなぎ言葉を文の冒頭に置くのでなく、 I know, however, it may be very difficult for me. のように、場合によっては、文の途中に置くとありましたが、 文の頭と途中ではどう違うのでしょうか? 実際学術論文でも、howeverが文の途中で置かれることはよく目に見ますし、 日本語にはない文構造なので、文頭と文中の違いの理解が難しいです。

A: これは、わりとフォーマルな文章に多い形ですが、
文頭よりちょい中にHoweverを置いたほうが、リズムが出て洗練された感じが出るんだと思います。
しかし、一般日本人が実用で文章を書くときには、そこまでやらずに文頭でいいんじゃないでしょうか?そこだけネイティブらしくがんばっても、他がたどたどしいようでは、バランスがとれないと思うので。

(ところで、このhoweverの位置のことで、ちょっと痛い話など。。。
英語のスピーチコンテストって、どこの学校でも開かれる定番行事ですが、
複数の学校が参加するコンテストでは、生徒のためというより、
先生のためのコンテストになっているものが多いです。
つまり、先生の手助けは少しで、生徒が大半を仕上げた原稿は少なくて、
ネイティブ先生が大幅な修正を加えたようなスピーチが多いです。
で、それがよくわかるのがhoweverの位置。
Howeverを文頭以外に置くなどという技を、生徒・学生が使えるとは思えない。
なので、howeverが中に置かれたスピーチを聞くと、
ははーん、先生がいっぱい手伝ったんだね、とわかっちゃうのです。
もちろんわかる人は、ごくごく少数でしょうけれど。)

2014/03/05

less expect なほど効くのが英語多読かもしれない

最近はツイッターでの発信を強めているので、ブログはお留守がちになりますが、今日のラジオ番組は、英語多読にも通じる、eye-openingなunique perspectiveなことが出てきましたので取り上げてみます。

BBC The forum Expectation 3/1/2014
(23:23からの話題)

英語多読も指導者や実践者によってい、そのカラーは多彩です。
お勉強の延長線で続ける人もあれば、
趣味になっていく人もあるでしょう。
学校や塾の多読は、やっぱり即効力を期待したお勉強多読になりがち。

多読で売っている雑誌では、読者が迷子になってしまわないようにと、
何万語読めばこれこれができるようになる、
300万語ぐらいでPBが読める等々、
ロードマップのようなものを作って、多読に誘う先生方もあります。
いやはや、お節介なことで。

しかし、私はこういう計画的な多読って「頭打ちな多読」だと思ってます。
そもそも、人間、みーんな違う能力や趣味を持っているのに、
同じ道を歩いて、同じ結果を期待するなんて、
そんな one size fits all なことやって、なにが面白いんだろう(って思いません?)。

こんな考え方に通じる話がラジオ番組に出てきました。
less expect (low expectではなく)なほうが、予期せぬことが起きる。
期待してばかりだと、関心のあること「だけ」に気持ちがいってしまうから、
逆に、unexpected slips by になる。

"The more interesting world lurks outside of expectations." 

英語多読も、思いもよらなかった方向に広がったりするから、
魅了があるんだし、いつまでも続くようになる。
(で、結果、ふと気づいたら想定外(テストの点数とかではなく)の英語(使う)力が身についていたりする。)

計画とかゴールとか目標とか、そういうのって、一見すばらしい生き方みたいだけれど、実は見落としてしまうことも多いのかも。
それよりも、想定外満載のimpromptu英語多読が、私は好きだ。